医療法人 博善会

〒731-0113 広島県広島市安佐南区西原4丁目17-17
訪問リハ on Twitter
博善会 on Instagram

ながお新聞 vol.88(2025年11月)

秋の味覚の王様「祇園坊柿」-広島が誇る伝統の果実

広島の秋を彩る果物といえば「祇園坊柿」。
その名を聞いてピンとくる方もいれば、初めて耳にする方もいるかもしれません。
利用者様から「昔は庭に祇園坊の木がなっていてね~」とお聞きすることもしばしば。

祇園坊柿は、広島県安芸太田町を中心に栽培されている大型の渋柿で、高級品の干し柿として扱われる希少な品種です。

由緒ある名前と歴史

祇園坊柿の名前は、江戸時代に広島市安佐南区祇園にあった「祇園坊」という寺(現在の安神社)に由来します。
寺の住職が発見したとされ、果実の形が僧侶の頭に似ていることから名付けられたと言われています。
藩主への献上品としても扱われた歴史があり、かの文豪・夏目漱石も好んだ柿として知られています。

特徴と味わい

非常にデリケートな品種で、気候や土壌の条件が限られており、広島県以外での栽培は難しいとされています。
そのため、全国でも限られた地域でしか生産されておらず、希少価値の高い柿として知られています。

栽培の難しさと希少性

祇園坊柿は1個約300gと非常に大きく、種がほとんどなく、果肉は緻密で果汁が豊富。
渋抜き後はシャキッとした食感と上品な甘さが際立ちます。
干し柿にすると、トロリとした濃厚な甘みが凝縮され、贈答品としても人気です。

日常の病棟の出来事 

病棟ではどんな治療が行われているか?

超音波骨折治療器「アクセラス」

骨折部位に1日1回20分低出力超音波パルスLIPUSを照射することで、正常な骨折修復が加速され、骨融合までの日数の短縮効果が期待できる治療となっています。
2ヶ所に磁石をあて、ボタンを押すだけの簡単な治療です。


リハビリ以外の時間も豊かな時間が過ごせるように病棟では取り組んでいます

生活リズムが整うように、また活動性のアップを目指して、活動と休息が取れるように援助しています。
写真は、塗り絵に取り組む姿です。




PAGE TOP